日曜日, 12月 22, 2024

キャリアの棚卸しの重要性とスキルアップのための方法

キャリアの棚卸し、つまりこれまで積み重ねてきた実績やスキルを見直したうえで、改めて自分がIT業界において、エンジニアとしてどのような立ち位置にいるのかを確認する作業は非常に重要だ。とくにIT業界が多様化し、さまざまなキャリアパスを描けるようになっていることもあり、定期的なキャリアの棚卸しをしつつキャリアアップ・スキルアップの方法を見直す必要が出てくる。

エンジニアがIT業界でキャリアアップを目指していく課程においては、いくつかの選択肢の余地が出てくる。
例えば、ひたすらスキルの専門性を磨いてスペシャリストを目指していくか、あるいはマネジメント職など組織を束ねる役割を目指すか。さらに企業の一員として働く環境を続けるか、思い切ってフリーランスや独立開業を目指すか。こうした重要な選択肢においてキャリアの棚卸しは非常に重要になってくるのだ。

これまで、どんなスキルを身につけることができたかを確認するだけでなく、性格的にどんな仕事が向いているのか、または今の自分にどんなスキルやノウハウが欠けているのかを確認する。それによって自分の適性を見極め、目標を設定する。IT業界は目まぐるしく変化するため、5年前の設定が今でも通用するとは限らないから、定期的な棚卸しも重要になってくる。

こうしたキャリアとスキル、適性の見直しをすることで、本当に自分に必要なスキルを磨く機会を得ることができ、スキルアップに役立つ。無我夢中に働くのもよいが、しばしば立ち止まって今の自分の立ち位置を見直す習慣も持ちたいものだ。